第10回 動詞の形⑤ ~過去分詞~
こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ
今回は予告していたように「過去分詞形」についてです。
6つの「動詞の形」の中には「現在分詞形」と「過去分詞形」という2つの「分詞形」がありました。そして、前回は「-ing形(現在分詞形)」を学びました。
「現在分詞形」の使い方は3つだけでしたね。
1: 進行形(~しているところ)
2:「形容詞」(~している○○)
3:「名詞」(~すること)
3つだけで、他にはない!というのが重要でしたね。
で、今日は「過去分詞形」です。
「過去分詞形」の見た目を復習しておきましょう。
「過去分詞形」は「過去形」と同じ場合が多いです。しかし、形が異なる場合もあります。これは、1つ1つ覚えていくしかありません。
writeだったら、
「過去形」 … wrote
「過去分詞形」 … written
という感じ 人´∀`)
さて、では「過去分詞形」はいつ使うのか?「過去分詞形」の使い方も3つだけです!「現在分詞形」と同じですね♪
1:be+過去分詞形 = 受け身(受動態)
2:have + 過去分詞形 = 完了形
3:過去分詞形+名詞
名詞+過去分詞形 =「形容詞」
これが「過去分詞形」のすべてです。これ以外にはありません!では、1つずつ見ていきましょう。
まず、1:受け身について。「過去分詞形」を見つけたとき、左隣にbe動詞があれば、それはbe+「過去分詞形」を1セットに、受け身という形です。
The book was written by him.
その本は彼によって書かれた。
writeは「書く」という意味ですが、be writtenという形にすることで、「書く」ではなく「書かれる」という意味になります。これが受け身。
たまに「書かされる」と訳してしまう人がいますが、それは間違い。「書かされる」というのは〈強制される〉という意味ですよね。受け身は〈する〉のではなく〈される〉という意味です。
次に2:完了形について。「過去分詞形」を見つけたとき、左隣にhaveがあれば、それはhave+「過去分詞形」を1セットとして、完了形という形です。
完了形については、いつか詳しく説明するつまりですが、とりあえず意味は3つ!と覚えてください。
2-1:経験(~したことがある)
2-2:継続(ずっと~している)
2-3:完了(ちょうど~したところ)
〈経験〉〈継続〉〈完了〉
〈経験〉〈継続〉〈完了〉
〈経験〉〈継続〉〈完了〉…(** )
と呪文のように唱えれば覚えられます(笑)
すべてカ行なので、「3K」と覚えるのもアリかもです人´∀`)!今は、〈経験〉〈継続〉〈完了〉とそれぞれの訳し方をしっかり覚えておくだけでOKです。
最後に3:「形容詞」。これは見覚えがあると思います!
そう。前回お話した「現在分詞形」の2と同じですね!(→第9回)「現在分詞形」のときと同じように、「過去分詞形」の左隣・右隣をみて、「名詞」がないか確認します。
Look at that broken window!
あの割れた窓を見て!
brokenという「過去分詞形」があって、左・右と目を向けると、右側にwindowという「名詞」がありますね。
つまり、brokenは右隣のwindowを修飾(説明)しているんです。breakは「壊す」という意味です。これがbrokenという「過去分詞形」になることで、「壊された○○」という意味になります。
「現在分詞形」と同じように、大事なのは、この形は「動詞」ではないということ。これは「名詞」を説明しているので、「形容詞」なんですね。
「動詞の形」が「過去分詞形」に変化することで、「動詞」が「形容詞」に変化するということです。
今日はここまで!今回のポイントは…
*「過去分詞形」の使い方は3つだけ。
*be+「過去分詞形」 =受け身
*have+「過去分詞形」 =完了形
(〈経験〉〈継続〉〈完了〉)
*隣に「名詞」があれば、「形容詞」
(「~された○○」)
ここまで、立て続けに「動詞の形」について勉強してきました。次回は「文型」のお話をしたいと思います。
ほなまた!´・∀・)ノ
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