第17回 関係詞③ ~接続詞との違い~
こんにちは!Jeyです!
今回も「関係詞」の続きです!
前回は〈関係詞+SV~〉という形がひとまとめとして「形容詞」だということを説明しました。
「形容詞」は「名詞」を説明しますね。ですから、〈関係詞+SV~〉も何かの「名詞」を説明しているはず。その「名詞」こそ、「関係詞」の左隣にある〈先行詞〉でした。
つまり、英文を読んでいるときに「関係詞」かな?と思ったら、右を見て、左を見る。右隣が〈SV~〉となっていて、左隣に「名詞」があれば、「関係詞」確定です。すると、どういう形になるか。
「名詞」+「関係詞」+SV~
ですね人´∀`)。ここまでは前回の復習(→第16回)。今日は「関係詞」と「接続詞」の違いについてお話します。
まず例文からいきましょうか。
That is the boy ( ) I met yesterday.
あれが私が昨日会った少年です。
( )内にはwho, whose, whomのどれが入るか分かりますか?一緒に考えていきましょう。
まず!そもそも、なぜ( )内に「関係詞」が入るのかですよね(笑) とても大事なことなんですが、これを気にしない方がたくさんいますね。学校の先生もそんなことは気にしないし…(** )笑
しかし、とても大事なことなので、ここから始めましょう。そんなに難しくないですよ。
That is the boy ( ) I met yesterday.
この文は、「1つの文」ですね。ということは…?
そう。SVは1セットのはずです!(→第11回)
では、見てみましょう。
That is the boy ( ) I met yesterday.
あれれ。。SVが2セットあるぞ…(** )
ということでこの文には「接続詞」か「関係詞」のどっちかが絶対に必要です(→第12回、第15回)
ここで「接続詞」と「関係詞」の違いを知っているかが重要になります。まず( )の右隣を見てみましょう。
( )I met yesterday
このように( )の右隣がSVという形になっていますね。ということは( )に入るのは「関係詞」もあり得ますし、「接続詞」もありえます(→第12回)。
つまり、ここだけを見ても「接続詞」と「関係詞」を区別することができません。。
しかし!その次を見れば解決します!
( )I met yesterday
I met とは「私は」「会った」ですね。「続きが気になる~」でしたね´∀`)笑
そう。SVの続きには「何を?」(目的語)が必要ですね(→第3回)。「会ったって、誰と会ったの?」ってね。
しかし、I met の右には書かれていませんね。どこに行っちゃったの(** )??
That is the boy ( ) I met yesterday.
安心してください、左にいますよ´・∀・)フルイ...
ということで、the boy が( )の左側に移っています。本当は、 I met the boy だったんですね。
このように、( )の右に続く〈SV~〉で何かが欠けているとき、( )には必ず「関係詞」が入ります。今回の場合だと、〈I met yesterday〉の中に the boy が欠けているんですね。
こういうのを、おそらく学校では「不完全な文」と習ったはずです。そう言われてもなかなか分かりにくいですよね(** )
今日はここまで!今日は「接続詞」と「関係詞」の違いに注目しました!ポイントは…
*2つ目のSV⇒「接続詞」か「関係詞」が必要
*「関係詞」の右隣は何かが欠けている
次回も「関係詞」!まだ続きます!
ほなまた!´・∀・)ノ
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