英文法・きほんの「き」

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第18回 関係詞④ ~who, whose, whom~

こんにちは!Jeyです!

今回も「関係詞」の続きです!

 

前回は「関係詞」と「接続詞」の見抜き方を学びましたね(→第17回)。「関係詞」のポイントは、「関係詞」の右側にある〈SV~〉のどこかが欠けているということでした。これで「関係詞」か「接続詞」かという問題に出くわしても、きっと大丈夫でしょう。

 

そこで、今日は「関係詞」の使い方についてお話しましょう。つまり、who, whose, whomの使い分けです!

まず例文からいきましょうか。前回と同じ例文を使いましょう。

 

That is the boy (  ) I met yesterday.

あれが私が昨日会った少年です。

 

(  )内にはwho, whose, whomのどれが入るか分かりますか?一緒に考えていきましょう。

 

前回は、(  )内に「関係詞」が入る理由を勉強しましたね。この理由はとても大事なことですから、分からないなら、もう一度確認しておいてくださいね(→第17回)。ここでは、(  )内に「関係詞」が入るのが分かった上での話になります。

 

That is the boy (  ) I met yesterday.

 

「関係詞」が入ると思ったら、目線が大事です!右を見て左を見るでしたねッ!

 

「関係詞」の入る(  )の右側を見てみると、

 

(  ) I met yesterday

 

となっていますね。 で、I metという形で「私は」「会った」と言っています。しかし、肝心の「誰に?誰に会ったの?」ということが書かれていません!つまり〈目的語〉が欠けているんですね。

 

そこで、今度は(  )の左隣を見ます(右を見て左を見る!)。

 

the boy (  ) I met yesterday.

 

(  )の左隣にあるthe boyが〈先行詞〉ですね!これが「誰に?」の答えです。つまり、I met the boy. ということですね。ここでthe boyを代名詞(he, his, him)に変えてみましょう。

 

I met he.    ×

I met his.   ×

I met him. 〇

 

he, his, him のうち、himが当てはまる場合、「関係詞」は “whom” になります!

 

That is the boy whom I met yesterday.

 

もう一つ例文を見ておきましょう。

 

I know a boy (   ) father is a doctor.

 

これも考え方は同じです。「関係詞」が入る(  )の右を見て左を見る(  )の右側を見てみると、

 

(    ) father is a doctor.

 

となっています。いきなりfather「父」と言っていますが、「誰の?誰の父?」となりますよね。

 

そしたら、今度は(  )の左隣の〈先行詞〉を見ます(右を見て左を見る!)。

 

a boy (    ) father is a doctor.

 

「誰の父?」の答えは “a boy” です!では、a boy を代名詞(he, his, him)に置き換えてみましょう♪

 

He father is a doctor.   ×

His father is a doctor.  〇

Him father is a doctor. ×

 

 

ということで、今回は “his” が当てはまりますね。その場合の「関係詞」は “whose” になります。

 

I know a boy whose father is a doctor.

 

ラスト!あと1問です!

 

I know a boy (    ) can run fast.

 

もう3回目なので、コツがわかってきたかもしれませんね。「関係詞」の入る(  )の右を見て左を見るですよ!!!

 

まず、(  )の右を見ると、

 

(    ) can run fast.

 

あれま。そもそも主語が無いゾ…(** )「速く」「走れる」と書いてありますが、「誰が?」という最も大事なことが書かれていませんね。つまり、〈主語〉が欠けているわけです。

 

次に(  )の左隣の〈先行詞〉を見ますと、

 

a boy (    ) can run fast. 

 

あ、 “a boy ” が「速く」「走れる」のか!と分かりますね。では、今回も a boy を代名詞(he, his, him)に置き換えてみましょう。

 

He can run fast.  〇

His can run fast.  ×

Him can run fast.   ×

 

ということで、今回は “he” が当てはまりそうです。その時は「関係詞」 “who” を使います!

 

I know a boy who can run fast.

 

今日はここまで!今日は「関係詞」の使い分けを学習しました♪ ポイントは… 

 

*「関係詞」⇒右を見て左を見る!

*〈先行詞〉を代名詞(he his him)に置き換えて…

   he ⇒ who

   his ⇒ whose

   him ⇒ whom

 

次回も「関係詞」!まだまだ続きます!

ほなまた!´・∀・)ノ

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