第14回 be動詞 ~be動詞の意味~
中学1年生のときに、動詞には「be動詞」と「一般動詞」があると言われたと思います。これ、実はとても大切なことなんですが、中1のときに言われても忘れますよね…(** )
あまり学校の先生は強調しなかったかもしれませんが、「be動詞」と「一般動詞」はしっかりと分けてください!というのは、「be動詞」と「一般動詞」は共存できないからです。2人はとても仲が悪い。
ということで、今日は「be動詞」の使い方を説明しましょう。まずは形から。「一般動詞」は数えきれないほどの種類があるのですが、「be動詞」は次の3つしかありません。
is, am, are
ですね 人´∀`)!
そして、それぞれに過去形がありますね。
is, am → was
are → were
さらに、過去分詞はbeenです。
次に、「be動詞」の使い方を見ましょう。使い方は次の3つだけです。
1:be動詞のみ =「ある」「いる」「~である」
2:be + -ing形 =進行形
3:be + 過去分詞形 =受け身
これだけ!これ以外はない。と覚えるのが鉄則です。英文を読んでいるときに「be動詞」に出くわしたら、その右隣を見てください。
右隣にing形があれば、〈be+-ing形〉をひとかたまりとして「動詞」になります。この形を進行形といいます。前回やりましたね(→第9回)。覚えているでしょうか?
そう。意味は「~しているところ」でしたね。
次に、「be動詞」の右隣に「過去分詞形」があるとき。その時は〈be+過去分詞形〉をひとかたまりにして「動詞」になります。この形を受け身といいます。受け身もすでに「過去分詞形」のところで勉強しましたね(→第10回)。
意味は「~される」です。
そして最後は、「be動詞」の右隣に「現在分詞形(-ing形)」も「過去分詞形」もないパターンです。これが中学1年生で習ったやつです。
I am a student.
私は生徒です。
ってやつですね!このパターンの「be動詞」の訳し方は、「いる」「ある」「~である」です。
上の例文は「~である」ですね。では「いる」「ある」とは何か?
He is in Paris.
彼はパリにいます。
決して「彼はパリである」ではないですよね。「be動詞」の次に〈場所〉を示す「前置詞」in がありますね。このときは「いる」という訳し方になります。
最後に「ある」です。
There is an apple on the table.
机の上にリンゴがある。
〈There is 構文〉と呼ばれるやつです。「“There is” で『ある』と覚えろ!」と言われたと思います。ですが、「ある」は “is” のことです。
いずれにせよ大事なのは、「be動詞」の訳し方は「いる」「ある」「~である」です。呪文のように唱えて覚えてくださいね 人´∀`)
今日はここまで!今回のポイントは…
*be動詞のみ =「ある」「いる」「~である」
*be + -ing形 =進行形
*be + 過去分詞形 =受け身
次回は「関係詞」のお話をしたいと思います。
ほなまた!´・∀・)ノ
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