英文法・きほんの「き」

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第9回 動詞の形④ ~現在分詞形~

 

こんにちは!Jeyですッ!´∀`)ノ

今回は、前回予告したように「-ing形(現在分詞形)」についてです。

 

「動詞の形」には「分詞」という形があって、これは動詞ではない、ということでしたね。

 

はてさてどういう意味なのか。今日は2つの「分詞」のうち「現在分詞形」について勉強していきましょう。

 

「現在分詞形」の見た目は -ing です。

ですので、 英文の中に -ingを見つけたら、「あっ!現在分詞形だ」という風に気付いてくださいね。

 

その「現在分詞形」は、きっと次のいずれかに当てはまるでしょう。「現在分詞形」の使い方は3つです。

 

 1:be + -ing =進行形

 2:-ing + 名詞/名詞+-ing =分詞

 3:-ing単独 =動名詞

 

「-ing形(現在分詞形)」の使い方はこの3つだけです!これ以外にはない!と覚えてください。

 

まず1の進行形についてです。

-ing形のことを「進行形!」と言ってしまう人はとても多いです。しかし、-ing形は「進行形」ではありませんでしたね(→第5回)。「進行形」とは〈be+-ing形〉のことをいうんです

 

このbe動詞の形が、「現在形」(is, am, are)ならば現在進行形、「過去形」(was, were)ならば過去進行形、未来の形(will be)ならば未来進行形…というように、be動詞の形によって意味が変わってきます。

 

いずれにせよ、「進行形」の意味は「~しているところ」です。

 

次に2の分詞について。

-ing形の隣に「名詞」がある場合、その-ing形を分詞と言います。この言葉は覚えなくていいです。むしろ大事なのは、この-ing形が「形容詞」だということ。「形容詞」…覚えてますでしょうか?

 

 

そう。「名詞」を説明・修飾する品詞でしたね(→第4回)。

 

つまり、-ing形にすることで、「動詞」を「形容詞」に変換することができるんです。

 

 Look at that crying baby.

 あの泣いている赤ちゃんを見て。

 

cryは「泣く」ですが、cryingと形を変えることで「泣いている○○」という意味に変わるんですね。ですので、-ing形を見つけたらひとまず右隣か左隣に「名詞」がないか探す癖をつけてください!

 

上の例文だと、crying の右隣に babyという「名詞」があるので、cryingが babyを説明しているということが分かる。そして、「泣いている赤ちゃん」ということになるわけです。

 

最後!3の動名詞について。

左隣にbeがなく、右隣・左隣に「名詞」がない場合、きっとその-ing形は動名詞です。この言葉もわざわざ覚える必要はありません。大事なのは、この-ing形が「動詞」ではなく「名詞」だということ

 

つまり、-ing形にすることで、「動詞」を「名詞」に変換することもできるんです。「動詞」を「名詞」にする...だから「動名詞」なんです人´∀`)

 

 Walking is important for your health.

 歩くことは健康にとって重要だ。

 

左隣にbeがない。左隣・右隣に「名詞」がない。ということで、この walkingは動名詞です。walkは「歩く」という意味ですが、これが「名詞」になるとどういう意味になるのでしょうか。

 

 

そう、「歩くこと」ですね人´∀`)

この場合の-ing形は「~すること」という意味になります

 

 

今日はここまで!今回のポイントは…

 

 *「-ing形(現在分詞形)」の使い方は3つだけ

 *「進行形」はbe+-ing形で「~しているところ」

 * 隣に「名詞」があれば「~している○○」

 * beも「名詞」もなければ「~すること」

 

 

次回はもう1つの「分詞」である「過去分詞形」について勉強します!

ほなまた!´・∀・)ノ