英文法・きほんの「き」

最小の暗記で最大の成果を目指す!

第3回 文型② ~ほとんどSVO~

こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ

前回に引きつづき、今回も「文型」についてです。

 

前回は、

 

  英文は必ず「名詞」+「動詞」で始まる。

 

ということを確認しましたね。

それをふまえて、今回はSVとSVOについて学んでいきましょう。

 

SVとSVOの違いは何でしょう?

 

 

そう!Oがあるかないかですね!人´∀`)

Oは「目的語」のことです。

「目的語」…だと…??! という感じになりませんか?

「目的語」という言葉には納得がいきませんねぇ…

ま、文句言っても仕方ないんですけど(笑)

 

Oは Object のOなんですが、この言葉には「対象」という意味があります。

ですから、ある動作(例えば「読む」)の「対象」になるのがOです。

 

  I read. 私は読んだ。

 

と言われたら、何かが気になりませんか?

「私は読んだんだ!読んだんだ!」と言われてもさ、肝心なことが分かりませんよね。

何が気になるんでしょうか?

 

 

そう。「何を?」「何を読んだの?」ということですね。

つまり、「読む」という動詞には、その動作の「対象」(相手)が必要なんですね。

 

  I read the book. 私はその本を読んだ。

 

この the book こそ動作の「対象」(相手)Object なんです。

「目的語」では意味が分かりにくいように思うんですよね。訳に問題があるわけです。

ですが、「目的語」という言葉が定着していますので、「目的語」と呼びましょう。

 

話を戻すと、

 

  I read the book. は

 

I                        が「主語」(S)

read                  が「動詞」(V)

the book          が「目的語」(O)

 

ということになります。

「私は」「読んだ」「本を」ということですね。

 

英語では「主語」+「動詞」の順番ですから、

 

  Aくん:「私は読んだ。」

  Bさん:「何を?」

  Aくん:「本を」

 

という流れになるわけです。

 

これがSVOの本質。実は、英文の80%はSVOです。ほとんどこの形。

だから5文型も、SVOそれ以外、と覚えておけばいいと思います。

 

SVOとは逆に、「何を?」が気にならない文もあります。

例えば

 

  I ran. 私は走った。

 

これを聞いたときに「何を?」とは思いませんよね。

こういう文がSVという文型に当てはまります。

 

今日はここまで!今回のポイントは…

 

  *「名詞」+「動詞」の次に

    →「何を?」が気になる   →SVO

    →「何を?」が気にならない →SV

 

  *英文のほとんどがSVO

 

 

次回は「品詞」の続きです♪

ほなまた!´・∀・)ノ