第13回 品詞④ ~前置詞も接着剤!~
こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ
今回は「前置詞」についてです。頑張ってまいりましょう。
「前置詞」とは、in, of, for, fromといった短い系の単語です。ただ、大事なのは、「前置詞」の右隣には必ず「名詞」がくるということ。このルールは絶対に覚えておいてくださいね!
I live in Tokyo.
私は東京に住んでいます。
The cat is on the roof.
猫が屋根の上にいます。
どちらの場合も、in Tokyo, on the roofと、「前置詞」+「名詞」の形になっていますね。
このルールを覚えておくと2つの意味でお得です 人´∀`)
1つ目のお得ポイントは
① I'll finish the work before lunch.
② I'll finish the work before he comes back.
上の2つの文のbeforeはそれぞれ別物です!品詞が違います。
①はbefore lunchとなっていますので、beforeの次に「名詞」が来ています。ですので、このbeforeは「前置詞」ですね。
では②の方はどうでしょうか?
② I'll finish the work before he comes back.
beforeの次にheが来ていますね。「名詞」がきてるから「前置詞」だ!って感じになりそうですが、さらに右を見てみると、comesという「動詞」があります。つまり、beforeの次にSVが来ているんですね。…ということは??
そう、前回の復習(→第12回)になりますが、このbeforeは「接続詞」です 人´∀`)
このように、beforeという同じ単語でも、使い方によって品詞(「前置詞」か「接続詞」)が変わるということです。この知識は後々大事になってきます。
2つ目のお得ポイントは、例えば、
look forward to ~
~を楽しみにする
を覚えるときに、たぶん学校の先生は、「"look forward to -ing" と覚えなさい!」と言っていたと思います。それは間違いではないけど、少しズレています。なぜでしょうか?
次の文を見てください。この文は正しいしょうか?
I’m looking forward to the weekend.
"look forward to -ing" の形になっていませんね。だから間違い…ではありません!この文は正しい文です。
"look forward to -ing" と覚えてしまうと、上のような文に出くわしたときにテンパります。だから、そう覚えるのではなくて、
"look forward to" の "to" は「前置詞」
と覚えるのが正解です。toは「前置詞」ですから、その次は「名詞」がきますね。だから、to the weekend でももちろんOKです。
もし、toという「前置詞」の次に、seeという「動詞」を入れたければ、"seeing" と形を変えることで「名詞」にすればいい、ということです 人´∀`)(→第9回「動名詞」)
今日はここまで!今回のポイントは…
*「前置詞」の次は必ず「名詞」
これで品詞の説明はひと通り終わり´∀`)=3
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次回はbe動詞です!
ほなまた!´・∀・)ノ
第12回 品詞③ ~接続詞は接着剤?!~
こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ
今回は「接続詞」についてです。前回に、英文には必ずSV(主語と動詞)があり、SVは1セットだけ!と言いました。でも、たくさん英文を読んでいる方なら、この言い方には違和感をいだくかもしれません。
たしかに、SVが2セット以上ある英文もあります。でも、基本的にはSVは1セットと覚えたほうがいいと思います。
なぜか?それは、SVが2セット以上になるときは、必ず「接続詞」(または「関係詞」)が必要だからです。このルールを知らない人・軽視している人が非常に多いです。というか学校の先生もあまり教えてくれませんしね。(※関係詞についてはまた今度)
このルールを徹底することで、英文全体の構造を読み取れるようになります。なので、SVが2セット以上あるときは、必ず「接続詞」(または「関係詞」)が存在すると覚えておいてください。
そして「接続詞」の基本形は
「接続詞」+ SV
です ´∀`)9
「接続詞」の種類はたくさんありますが、ほとんどの場合、その次に〈SV〉がくっつきます。(こういう「接続詞」のことを「従位接続詞」といいます。逆にSVが来ないことがあるのが「等位接続詞」andやorです。まだ覚えなくてOKです)
例えば、
I was taking a bath when she came home.
彼女が帰ってきたとき、私はお風呂に入っていた。
左から見ていくと、まずI was takingという1つ目のSVがあります。そして、さらに進んでいくと、she cameという2つ目のSVも出てきましたね!
1文にSVが2つ…だと…(** )?! それはなぜか?
そうです。whenという「接続詞」があるからですね 人´∀`)!
I was taking a bath when she came home.
SV ~ 接続詞 SV ~.
whenという「接続詞」の続きを見ると、she cameというSVが来ている。「接続詞」+ SVの形になっていますね!whenが2つのSVをくっつける接着剤になっているんです!
このように、SVを2つ以上入れたいときは、その追加したSVの左隣に必ず「接続詞」がいます。逆に言えば、「接続詞」がなければSVを追加することはできないということです。
この知識は非常に重要ですので、ぜひ覚えておいてくださいね!
今日はここまで!今回のポイントは…
* SVを追加するときは「接続詞」が必要
*「接続詞」+ SVというのが基本形
次回はもう1つの接着剤品詞「前置詞」について学んでいきましょう♪
ほなまた!´・∀・)ノ
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第11回 文型③ ~1文にSVは1つだけ?!~
こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ
「文型」の話に戻ってきました!「文型」の基本的な話は、すでに終えていますので、ぜひそちらも読んでみてください。(→第2回、第3回)
今日は「文型」というか、英文のルールを説明します。復習ですが、「5文型」を覚えていますか?
SV
SV C
SV O
SV OO
SV OC
でしたね人´∀`)!いろいろと知っておかないといけないことがあるのですが、一番重要なのは、どの文型にもSVがあるということです!SVというのは「主語」と「動詞」のことです。「私は」「読んだ」みたいな。
で、英語の文は必ずこの「5文型」の形になっているので、逆を言えば、SVがなければ英文とは言えないということになります。
さらに強調しておきたいことは、SVの個数。実は、基本的な英文のルールとして、1つの英文につきSVの個数は1つです´・∀・)!これはあまり知られていないルールです。絶対に覚えておいてください。
1つの英文に、SVは1セット
短いですが今日はここまで!今回のポイントは…
*英文には必ずSVがある。
*1つの英文にSVは1セットだけ。
(…あれっ?! SVがたくさんある英文を見たことあるんだけど…(** )?)
って思いますよね。よく勉強されていますね。疑問を持つことで、どんどんレベルアップしていってください。
次回は、この疑問に答えたいと思います。テーマは「品詞」。まだ説明していない「品詞」がいくつかありましたね。次回は、その中の「接続詞」をピックアップしたいと思います。
ほなまた!´・∀・)ノ
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第10回 動詞の形⑤ ~過去分詞~
こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ
今回は予告していたように「過去分詞形」についてです。
6つの「動詞の形」の中には「現在分詞形」と「過去分詞形」という2つの「分詞形」がありました。そして、前回は「-ing形(現在分詞形)」を学びました。
「現在分詞形」の使い方は3つだけでしたね。
1: 進行形(~しているところ)
2:「形容詞」(~している○○)
3:「名詞」(~すること)
3つだけで、他にはない!というのが重要でしたね。
で、今日は「過去分詞形」です。
「過去分詞形」の見た目を復習しておきましょう。
「過去分詞形」は「過去形」と同じ場合が多いです。しかし、形が異なる場合もあります。これは、1つ1つ覚えていくしかありません。
writeだったら、
「過去形」 … wrote
「過去分詞形」 … written
という感じ 人´∀`)
さて、では「過去分詞形」はいつ使うのか?「過去分詞形」の使い方も3つだけです!「現在分詞形」と同じですね♪
1:be+過去分詞形 = 受け身(受動態)
2:have + 過去分詞形 = 完了形
3:過去分詞形+名詞
名詞+過去分詞形 =「形容詞」
これが「過去分詞形」のすべてです。これ以外にはありません!では、1つずつ見ていきましょう。
まず、1:受け身について。「過去分詞形」を見つけたとき、左隣にbe動詞があれば、それはbe+「過去分詞形」を1セットに、受け身という形です。
The book was written by him.
その本は彼によって書かれた。
writeは「書く」という意味ですが、be writtenという形にすることで、「書く」ではなく「書かれる」という意味になります。これが受け身。
たまに「書かされる」と訳してしまう人がいますが、それは間違い。「書かされる」というのは〈強制される〉という意味ですよね。受け身は〈する〉のではなく〈される〉という意味です。
次に2:完了形について。「過去分詞形」を見つけたとき、左隣にhaveがあれば、それはhave+「過去分詞形」を1セットとして、完了形という形です。
完了形については、いつか詳しく説明するつまりですが、とりあえず意味は3つ!と覚えてください。
2-1:経験(~したことがある)
2-2:継続(ずっと~している)
2-3:完了(ちょうど~したところ)
〈経験〉〈継続〉〈完了〉
〈経験〉〈継続〉〈完了〉
〈経験〉〈継続〉〈完了〉…(** )
と呪文のように唱えれば覚えられます(笑)
すべてカ行なので、「3K」と覚えるのもアリかもです人´∀`)!今は、〈経験〉〈継続〉〈完了〉とそれぞれの訳し方をしっかり覚えておくだけでOKです。
最後に3:「形容詞」。これは見覚えがあると思います!
そう。前回お話した「現在分詞形」の2と同じですね!(→第9回)「現在分詞形」のときと同じように、「過去分詞形」の左隣・右隣をみて、「名詞」がないか確認します。
Look at that broken window!
あの割れた窓を見て!
brokenという「過去分詞形」があって、左・右と目を向けると、右側にwindowという「名詞」がありますね。
つまり、brokenは右隣のwindowを修飾(説明)しているんです。breakは「壊す」という意味です。これがbrokenという「過去分詞形」になることで、「壊された○○」という意味になります。
「現在分詞形」と同じように、大事なのは、この形は「動詞」ではないということ。これは「名詞」を説明しているので、「形容詞」なんですね。
「動詞の形」が「過去分詞形」に変化することで、「動詞」が「形容詞」に変化するということです。
今日はここまで!今回のポイントは…
*「過去分詞形」の使い方は3つだけ。
*be+「過去分詞形」 =受け身
*have+「過去分詞形」 =完了形
(〈経験〉〈継続〉〈完了〉)
*隣に「名詞」があれば、「形容詞」
(「~された○○」)
ここまで、立て続けに「動詞の形」について勉強してきました。次回は「文型」のお話をしたいと思います。
ほなまた!´・∀・)ノ
質問お待ちしております!
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第9回 動詞の形④ ~現在分詞形~
こんにちは!Jeyですッ!´∀`)ノ
今回は、前回予告したように「-ing形(現在分詞形)」についてです。
「動詞の形」には「分詞」という形があって、これは動詞ではない、ということでしたね。
はてさてどういう意味なのか。今日は2つの「分詞」のうち「現在分詞形」について勉強していきましょう。
「現在分詞形」の見た目は -ing です。
ですので、 英文の中に -ingを見つけたら、「あっ!現在分詞形だ」という風に気付いてくださいね。
その「現在分詞形」は、きっと次のいずれかに当てはまるでしょう。「現在分詞形」の使い方は3つです。
1:be + -ing =進行形
2:-ing + 名詞/名詞+-ing =分詞
3:-ing単独 =動名詞
「-ing形(現在分詞形)」の使い方はこの3つだけです!これ以外にはない!と覚えてください。
まず1の進行形についてです。
-ing形のことを「進行形!」と言ってしまう人はとても多いです。しかし、-ing形は「進行形」ではありませんでしたね(→第5回)。「進行形」とは〈be+-ing形〉のことをいうんです。
このbe動詞の形が、「現在形」(is, am, are)ならば現在進行形、「過去形」(was, were)ならば過去進行形、未来の形(will be)ならば未来進行形…というように、be動詞の形によって意味が変わってきます。
いずれにせよ、「進行形」の意味は「~しているところ」です。
次に2の分詞について。
-ing形の隣に「名詞」がある場合、その-ing形を分詞と言います。この言葉は覚えなくていいです。むしろ大事なのは、この-ing形が「形容詞」だということ。「形容詞」…覚えてますでしょうか?
そう。「名詞」を説明・修飾する品詞でしたね(→第4回)。
つまり、-ing形にすることで、「動詞」を「形容詞」に変換することができるんです。
Look at that crying baby.
あの泣いている赤ちゃんを見て。
cryは「泣く」ですが、cryingと形を変えることで「泣いている○○」という意味に変わるんですね。ですので、-ing形を見つけたらひとまず右隣か左隣に「名詞」がないか探す癖をつけてください!
上の例文だと、crying の右隣に babyという「名詞」があるので、cryingが babyを説明しているということが分かる。そして、「泣いている赤ちゃん」ということになるわけです。
最後!3の動名詞について。
左隣にbeがなく、右隣・左隣に「名詞」がない場合、きっとその-ing形は動名詞です。この言葉もわざわざ覚える必要はありません。大事なのは、この-ing形が「動詞」ではなく「名詞」だということ。
つまり、-ing形にすることで、「動詞」を「名詞」に変換することもできるんです。「動詞」を「名詞」にする...だから「動名詞」なんです人´∀`)
Walking is important for your health.
歩くことは健康にとって重要だ。
左隣にbeがない。左隣・右隣に「名詞」がない。ということで、この walkingは動名詞です。walkは「歩く」という意味ですが、これが「名詞」になるとどういう意味になるのでしょうか。
そう、「歩くこと」ですね人´∀`)
この場合の-ing形は「~すること」という意味になります。
今日はここまで!今回のポイントは…
*「-ing形(現在分詞形)」の使い方は3つだけ
*「進行形」はbe+-ing形で「~しているところ」
* 隣に「名詞」があれば「~している○○」
* beも「名詞」もなければ「~すること」
次回はもう1つの「分詞」である「過去分詞形」について勉強します!
ほなまた!´・∀・)ノ
第8回 動詞の形③ ~分詞って何?~
こんにちは!Jeyでっす!´∀`)ノ
今回も「動詞の形」について学んでいきましょう!
今日は、「-ing形(現在分詞形)」と「過去分詞形」を扱います。
いろいろ話さないといけないことがてんこ盛りなのですが、ひとまず今日は、それぞれの詳細に入る前に、そもそも「分詞」って何だ?という所だけお話しようと思います。
まず、「-ing形(現在分詞形)」と「過去分詞形」の見た目を確認しておきます(bring)。
現在分詞形 … bringing
過去分詞形 … brought
「現在分詞形」は、原形のあとにingをつけるだけです。他方、「過去分詞形」はほとんどの場合、「過去形」と同じ形ですが、broughtのように、「過去形」と異なる場合もあります。1つ1つ覚えるしかありません…(** )
で、いきなりの告白なのですが、「現在分詞形」も「過去分詞形」も動詞ではありません。
……混乱しますよね(** )
ここまで「動詞の形」という言葉を使ってきました。このような用語は参考書ではあまり使われていませんが、あえて「動詞の形」という言葉を使っていたんです。
「動詞の形」という言葉には2つのメッセージが込められています。
1.「動詞」は形が変わる。
2.形の変化とともに意味も変わる。
「動詞の形」が変化すると意味も変化する。と同時に「品詞」も変化するんです。つまり、「動詞」だったものが、形を変えることで「動詞」ではなくなるということ。
「動詞の形」(bring)が変化して、「現在分詞形」(bringing)になった場合、品詞は「動詞」ではなくなる。
「動詞の形」(bring)が変化して、「過去分詞形」(brought)になった場合、品詞は「動詞」ではなくなる。
つまり、「○○分詞形」はいずれも「動詞」ではないということです。
では、「動詞」じゃなくて何詞なのか??これについては、次回(現在分詞形)とその次の回(過去分詞形)でお話ししましょう。
今日はここまで!今回のポイントは…
*「動詞の形」が変わると品詞も変わる。
*「○○分詞形」は「動詞」ではない。
次回は「-ing形(現在分詞形)」についてです。
ほなまた!´・∀・)ノ
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第7回 動詞の形② ~原形とは?!~
こんにちは!Jeyです!´∀`)ノ
今回は「動詞の形」の続きです。
「動詞の形」は全6種類でしたね。
「現在形」「過去形」「三単現」「原形」
「-ing形(現在分詞形)」「過去分詞形」
もう覚えましたでしょうか?今日はこの中で、「現在形」と「原形」についてお話します。
「現在形」と「原形」の見た目は次のとおり。
現在形 … sing
原形 … sing
そう。「現在形」と「原形」は見た目が同じなんです!しかも、「げんざいけい」と「げんけい」と名前も非常に似ているため、同じじゃね?と思っておられる方が多いのではないでしょうか?
でも「現在形」と「原形」はまったく違います!
「現在形」は、「いつも~する」という意味でしたね。では、「原形」は?
実は、「原形」そのものには意味がありません。大事なのは、「原形」の左に何が来るかです!「原形」が登場するのは、次の2パターンしかありません。
1.助動詞 + 「原形」
2.to + 「原形」 =不定詞
「原形」の使い方はこの2つだけ!これ以外はない!と覚えてください。
助動詞とは、can, will, must, mayなど、動詞に意味を添えるものです。例えば、
She may be a teacher.
彼女は教師かもしれない。
mayという助動詞を入れることで、「彼女は教師である」と100%断定するのではなく、「~かもしれない」というやや自信のない気持ちを含むことができます。
一方、不定詞は、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法と色んな意味をもちます。詳細は別の機会で扱いますが、すでに「品詞」を知っている方は、だいたい意味が分かるのではないでしょうか?
ぜひ「第1回 品詞①」と「第4回 品詞②」をご参照ください人´∀`)
助動詞・不定詞については後日。とりあえず、今日のところは、「原形」の使われ方は2パターンだけということを押さえていただければOKです♪
今日はここまで!今回のポイントは…
*「現在形」と「原形」は形が同じ。
*「現在形」は「いつも~する」という意味。
*「原形」の登場パターンは2つだけ。
1.助動詞+「原形」
2.to+「原形」=不定詞
次回も「動詞の形」の続きいきまーす!
ほなまた!´・∀・)ノ
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